「聞いて聴いて、早川一光先生のラジオな話!又、来週」 第3話(20190515再掲)
早川先生の「又、来週!」が聞けなくなって久しい。
6月2日の命日も間もなくです。
番組最終日、
御所蛤御門の前、KBS京都4階第2スタジオ。
ドアーは、開けっ放し。ロビーも人で一杯。
リスナ-や番組関係者約90人それに新聞・TVの取材陣が加わった最終日2018年。
30年6カ月を振り返り、別れを惜しみました。
私もスタジオに駆けつけましたが、血液ガンで療養中の早川先生は、残念ながらスタジオには来られませんでした。
毎週土曜日午前30年6カ月続けてきた放送は、回を数えて1591回目!
当然「又、来週」は、流れません。
アシスタントの竹上和見さんが、涙声で感謝の有難うを伝え番組は終了しました。
早川先生の録音メッセ-ジ
「自分の体は自分で守るという住民運動が、ラジオに乗って躍り出ていた。いずれ機会をいただき、リスナ-とお話をするかもしれません。皆さんとの宿題にしておきましょうか!」
スタジオには、リスナ-からの寄せ書きや花束・メ-ルが一杯!
放送終了後、竹上さん 北出さん新旧アシスタント番組スタッフ等と一緒に、早川先生のご自宅にお届けと報告に伺いました。
先生の手をさすり大きな声で(大分前から目がご不自由に)、お礼とご挨拶をしました。
ご家族の話では、
昨日の夜まではスタジオに行くと・・
でも朝起きると・・・先生はベッドに横たわりラジオを聞いてましたと。
ご家族の方が、意識はしっかりされているとの事!
ベッドのすぐそばには、関西TVのカメラがありました。
そして、早川先生に大変な宿題をもらった女性ディレクタ-Sさんがいました。
このお話は又、来週(つづく)
筆者紹介
「KBS京都早川一光のばんざい人間」を立ち上げた初代ディレクター
KBS京都にアナウンサーとして入社、その後ディレクターに転身
桂枝雀のモ-ニングサ-クル・黒田征太郎の人間起承転結・早川一光のばんざい人間(土曜午前の人間シリ-ズと本人は意識)他にシティナウ京都午後3時・武部宏のおはようサンシャイン(ラジオ自転車りんたろう登場)山崎弘士の満員御礼・関西発命のラジオ・かたつむり大作戦24時間完全ラテサイマル等多数制作。日本民間放連連盟賞・ギャラクシ-賞2回・関西デイレクタ-大賞特別賞・等受賞。
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