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「聞いて聴いて、早川一光先生のラジオな話!又、来週」20190529reissue

「聞いて聴いて、早川一光先生のラジオな話!又、来週」第5話

2018年12月15日、JR2条駅近くの立命館大学朱雀キャンパスで

「医師早川一光を語る会」が午前と午後の2部構成で開かれました。

生前、先生と親交のあった関係者や市民ら約50人が登壇。

会場一杯の聴衆。

1週間前に、息子さんの岳人さんから「早川先生とラジオ現場」で出演要請を受けました。一も二もなく快諾。

「持ち時間3分で」それは御無体な四の五のと、、、なんとか五分頂きました。

原稿を作って臨みましたが、時間オ-バ-で途中降板。

進行役はなぜかNHKの人。

他の人も大半は三分で、タイムキ-パ-に遮られ降壇。

私も、後少しで終わる所で遮られ、いささか不本意でした。

タレントの滝ト-ルさんも、この日会場におられた様で、今年頂いた年賀状に「見てました。」と書いてありました。


「早川先生とラジオ現場」を皆さんにお伝えする!


ーーーーこれが先生から、私に与えられた宿題!


そんな思いでこのコ-ナ-を引き受けました。


「早川一光のばんざい人間」番組のエピソ-ドや先生のお話をオイオイ語ってまいります。


宿題といえば、もう一人

番組初代アシスタント北出真紀恵さん(現在東海学園大学人文学部教授)

早川先生への鎮魂の思いを込めて、「声とメディアの社会学」*を出版しました。

彼女は、番組の開始から20年間アシスタント・進行役として番組を支えてくれました。先生もお元気で、テンポと活気が有って好評でした。

次に担当したのが竹上和見さん。番組終了までの10年6カ月を担当。先生に合わせ、ゆっくり・はんなり・やさしく進行してくれました。(竹上さんも2014年4月から京都の大学で教えるとか)


早朝生ワイド番組だけに、ニュースが読める事が絶対条件!

下読みの時間は保証されない。

ゲストもお年寄りが多く、詰まったり(聞きやすく話しやすくする為、うっすらBGMをかける工夫を)放送禁止用語を連発、そのたびにお詫びや訂正、時間取りや、ゲスト紹介、生告知、CMなど負担と緊張は半端でない。

それを明るく、気配りしながら進行する。

誰でも出来る技では有りません。

スタジオは公開生放送で、観られている。

それは大変です!ピアノ演奏もあって!(北出さんは、大阪にお住まいで前日泊り当日は午前5時半スタジオ入り)先生は6時入り。私は5時入り。

それまでのニュースをチェック!朝一番のニュース原稿を揃えます。

アシスタントディレクタ-・電話受付の学生さん(京大女子寮)みんな、起きて来るだけで大変なエネルギ-!冬は真っ暗、お月さんが出ています。

それを先生と奥様は30年余り、毎土曜は早朝起床です。又、来週!(つづく)

*「声」とメディアの社会学ーラジオにおける女性アナウンサーの「声」をめぐって

北出真紀恵著 晃洋書房



*筆者紹介

KBS京都「早川一光のばんざい人間」を立ち上げた初代ディレクター

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