「たべやすそうざい、のみやすい」その75
今回は
「とらや」の
やわらか羊羹「ゆるるか」
ユニバーサルデザインフードの「舌でつぶせる」内に収めた
やわらかい羊羹がコンセプト。
小豆、砂糖、寒天だけで作られた羊羹の味を大切にされた一品です。
以前こちらで「たねや」の水羊羹もご紹介しましたが
水羊羹と羊羹の違いは勿論ありますが
それぞれに嚥下的には一長一短と感じます。
とらやさんの「ゆるるか」は離水(水が出る)は出にくいですが
御匙に乗せて逆さまにしても落ちないことからも「付着のしやすさ」はあります。
唾の少ない方は送り込めずに難しいかもしれません。
逆にたねやさんの「水羊羹」は水は出やすいですが、滑らかで「付着はしにくい」です。
水を多く含んでいると口の中で液体と固形の処理に難渋するかもしれません。
例えば「ゆるるか」はとろみ茶で少しコーティングしたり交互に食べたりの工夫、
「水羊羹」は水をしっかり切る、開封後早めに食べる、などそれぞれにひと工夫、
それぞれの特徴を把握しつつ、「本物の味」を楽しんでいただければと思います。
*1とらや
https://www.toraya-group.co.jp/toraya/products/yururuka/
*飲み込みに不安のなる方は適宜専門家にご相談の上、お試しください。
Comments