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執筆者の写真hanataku2019

「ST、在宅やってるってよ」

「ST,在宅やってるってよ」184


小児のSTをしていると

成人と比べて

背景因子として「親」を通しての聞き取りが非常に大切になってきます。


介護者、ではないこと

子供はまだ自分のアイデンテイティが未完成であること(親、家の環境に影響されやすいこと)が大きくあります。


発達のことで相談にこられても

会話の中で自然と幾つか聞き取る様にしてます。


普段どんな食事を食べているか?

偏食があったり、偏食の理由が親の知識、意識として偏っていたりすることもあります。

引きこもりのお子さんが今日何食べたかお聞きすると「ポッキーとサバ缶」と笑顔で一日の間にそれだけしか食べていなくても同席の親御さんが顔色ひとつ変わらずに聞いていたり。


休みはどこか行ったか?

大型連休などの後に尋ねたりします。

裕福かどうか、リア充を聞くのでは無く

「一緒に遊んでいるか」

「子供の興味によりそっているか」

というような視点です。

ずっとYouTubeだけ見てた、のか

少しできた時間で一緒に何かしたのか等等


「出来る」を見ているか「出来ない」を

見ているか

課題に取り組む場面や聞き取り時に

どちらに視点を置いているかは大切なポイントです。


他にも

片付けについての認識、叱る、についての認識なども尋ねるとその家ごとの特徴や環境から来ているお子さんの行動が、あることも多々あります。


家のこと親御さんのことを大まかに分かった上で、納得して続けられそうなことを提案しないと意味が薄れるので大切な視点だと思います。














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