「ST,在宅やってるってよ」180
それぞれの障害分野において
マニュアルやプロトコル、規定値、基準が
存在します。
それらを知った上で臨床に臨むのは大切です。
しかし
それだけが「絶対」ではないこともあります。
例えば
離水
離水率が一定以上になると
ゼリーでも食品単体としての嚥下食としての
難易度は分類としては上がります。
しかし
作成から、封を切ってから
提供まで直ぐなら、離水率が異なったり
食品によっては
提供時に水を切れば比較的均質なことも。
基準がどのような条件で決められているか
どの様な変遷で変わってきたか
目の前にある状態に疑問を感じれば
工夫して確認すると
違った見解が見えて
当事者に新たな利益を産むことがあります。
写真は成人に置いても「手元調整」で
食べられる範囲が変わること、その際の成人だからこそ留意したい食文化について
私なりに考え伝えている事です。
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