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執筆者の写真hanataku2019

「ST、在宅やってるってよ」

「ST,在宅やってるってよ」176

認知症に伴う、言語障害についてのご依頼を頂かことがあります。

関わる中の傾向として感じるのは

やはり

「初期支援」

言葉がまだ伝えられる、わかる段階から

関われると

その方の人となり、ご家族や、趣味趣向

話す書く聞く読むの得意不得意の傾向

スマホやパソコン、デジタルカメラなど

表現の、代用に使える「元々慣れ親しんでいた」機器を理解することが出来ます。


支援者がどんな人間で

自分にとって不安を与えるもので無い、

ある程度定着していると

進行に伴って

自分自身が、揺らぎ出す中でも

時間をかけて側で関わっていると

安心されたら、まだ伝えられる手段で

疎通がしやすくなります。

BPSDの原因もこちらも予測しやすくなるので

落ち着いて過ごせるテーマやトピックと

言語的に伝わりやすい手段を掛け合わせて

お伝えできる事が増えます。


言語能力がほぼ困難になってからの開始になると、「何者なのか?なぜ来るのか?」が先ず分からず混乱を増加させてしまうだけになる事もあります。

視覚的に理解、やり取りを提案する中でも

例えば

現在の時間軸と違う時代で過ごされる傾向(サラリーマン時代、子育て時代、子供時代の自分として振る舞う)が把握しづらく、「あたり」をつけた関わりが、しにくくなります。

ここが、フォロー出来るかは、初期支援でその方を知っておく時間が大切になると思います。


言葉の症状が出始めたタイミングで言語聴覚士の支援がある地域体制になって欲しいものです。








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