「ST,在宅やってるってよ」170
指定難病の方の訪問をする中で
制度の壁で支援が終了となることがあります。
訪問看護ステーションからの看護師の代わりのリハビリ、では訪問看護ステーション事業者が毎日訪問の計画が必要な難病の方でも最大3事業者となっています。
また同じ日に別の訪問看護ステーションは原則入れません。
そうなった時に
命を繋ぐケアが優先されるのは当然で
その3事業者の中にSTがいない
毎日のケアに対応できる看護師のいる事業者が優先的に残る、と言うケースもあります。
そういった経緯から一旦STが終了となり
それでも「受けたい」の気持ちから
別の手段で訪問することがあります。
都道府県の財源から
「在宅人工呼吸器使用難病患者訪問看護事業」
という承認を受けると前述の縛りが無く
訪問することが可能です。(詳しくは各都道府県と上記事業名で検索してみてください)
ただ、この事業の承認を得るまでにはタイムラグが結構出ます。
そういった長期間の待機を経て
久しぶりに訪問した時に
視覚コミュニケーションで
「ありがとう、待ってました!」と
笑顔で言われた時に
自分たちが求められていることを改めて感じました。
Comments