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執筆者の写真hanataku2019

「ST、在宅やってるってよ」

「ST,在宅やってるってよ」159

あるお子さんの言葉のレッスンを約4年行っている中で、最近大きな嬉しいエピソードがありました。


元々、単語での発話はあるものの、独語や見たものをそのまま言う、というご様子だった所からのスタートでした。


お母さんからは

「文で話せるようになって欲しい」

とのご希望を聞いていました。


こちらのお子さんにとって

言葉の意味や繋がる言葉の連想がし易いような取り組み、言葉以外での理解、表現の幅などを

その時期その時期の様子を見ながら、普段の生活での関わり方にも生かしてもらいながら

関わっていました。

4年間の間に徐々に

見たものだけを話すのではなく

そこから浮かぶものを伝えられる役になり

短文の表現が分かるようになり、

繋がるという表現が少し出来る様になりました。

行動面でも

見たものを言うだけでなく

スーパーで好きなものを持って親御さんに欲しいと非言語に伝えられるようになり

家事のお手伝いをしたいとなり、進んで行う様になり、LINEで親御さんとスタンプを含めたやりとりが見られる様になり、、


好きな遊びも

テレビを何となく見る、から

好きなアイドルを見る様になり

その踊りや歌を楽しむようになり

真似をするようになり

髪型や服装にまで興味が広がりました。


そんな中での嬉しいエピソード、、

「弟」

「誕生日」

「パーンてやりたい」

「でもこわい」

「でも大切、喜んで欲しい」

「ケーキもある」

弟さんの誕生日を祝うのにクラッカーがいること、自分でクラッカーをするのは怖いけど

そうやって祝うのが素敵であることが

わかって、親御さんや私にその思いを伝えてくれました。

親御さんともどもウルウル、、、


言葉だけでなく、伝えるために必要な条件をたくさん学び成長しているのだな、と感じた瞬間でした😊



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