「ST,在宅やってるってよ」156
最近、在宅STで
とあるワーキンググループを
定期的に行なっている中で
「こいつ、本気やな」
と思ってもらうことの大切さ、
という話になりました。
何らかの障害を負った時、その人や家族に
「また〇〇出来る様にしませんか?」と
ただ言っても
「そんなん出来るわけないやん、何言ってるの」と思われてしまいがち、、
専門家としての見立て、予測として
可能だと思って言ってても
そうは思えなかったりする訳です。
そんな時に
本当に実現する人、であると
分かってもらうには
「やってしまう」事です。
例えば、
無理だと思ってた医療処置からの脱却、
再びの経口摂取の獲得
復職
失語症友の会への参加から講師としての役割まで、、
と
何だかすごく大それた事をしないと
行けない様に思い方ですが
実はそこまで出なくても
「やっちゃう人」と思われることは沢山あります。
例えば、一人では買いに行かなかった
フラッシュメモリ、をコンビニまで一緒に行って買う
一人では出来なかった
注文しないと頼めないフェア寿司を
頼む様のお手製携帯メニュー表を作る
介護食品以外の食べられるコンビニスイーツを
持ってくる
みたいな事でも
十分、「やっちゃう人」と認識されます。
写真は
やっちゃう人と、認識された先に
相手も心を開いてくださり
実はその方自身も
一人でやっちゃう人だった(一人で電動車椅子で居酒屋に飲みに行って帰ってくる人)だと
分かって、同行した時のものです。
心を動かす、視点行動大切ですね。
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