「ST,在宅やってるってよ」その80
明けましておめでとうございます。
本年も在宅STに関する徒然を記して参ります。
在宅で担当するご利用者の中には重度障害の方も当然おられます。
基本的に単独、一事業所で訪問するのですが、
何らかの理由・必要性が認められる時は複数名で同時間帯に訪問することが可能です。
例えば訪問看護内でリハビリ職と看護師が、看護師が二人で*1も可能です。
同時間帯に一事業所で二名が難しい場合も自立支援の立場からの介護*2
だったり、重度障害への対応・その方法の伝達*3等が認めらると
複数名での対応が可能になります。
私が経験している中では進行性難病の方で訪問介護士さんが1名~2名おられる時間に
同時訪問することが多いです。
例えば
嚥下障害があり、①吸引②嚥下行程毎の姿勢調整③経口評価と訓練を同時に行わないと難しい、等です。
「片手ずつで何とか今日は一人で行うことが出来た」としても
365日その状態でリスク無く行うことが出来るものなのか、が大切になります。
複数名で行うことで伝達もし易くなりますし、重度ケースに対して向き合う
支援者同志の心理的ストレスの軽減にもなります。
不安や必要かも、と感じた場合は
最寄りの役所当該窓口に先ずは相談されることをお勧めします。
当事者さんもですが、支援者も一人で抱え過ぎない様に。
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