「ST,在宅やってるってよ」その118
コロナ感染者数がここの所減り、緊急事態宣言が解除されたことで
子どもたちのイベントも徐々に再開されるようになりました。
今月は運動会が行われ、家族も人数制限はありながらも見ることが出来たと
多くの親御さんからお聞きしました。
昨年は運動会も学芸会も中止となったところが多く、同じ年代を毎年20名程
担当させて頂いている児童発達支援事業所で、普段との違いを感じていました。
それはイベントの持つ力です。
元々日々、成長して行っている子どもたちですが
毎日見ている親であるからこそ、少しずつの変化に気づき難かったりします。
それを客観的にイベント、運動会の競技や演目、踊りなどを披露することで
「うちの子供、こんなことが出来る様になっていたんだ」
「周りの子供と併せながら出来るようにちゃんと切り替えられるようになったんだ」
などという気づきが産まれます。
また子供たちも
イベントに向かって頑張る、という一つの目標に対して努力し
その努力の結果を披露し、褒めてもらえるということで
自己肯定感や成功体験を経験していきます。
運動会、学芸会がある前後の月で
「ほんとに○○ちゃん?!」と思う事がこちらも沢山あるのが
子どもの成長にたいして感じることです。
運動会で成長を感じた親御さん達も
「学芸会ではこんなことをこの子の目標にしたい」と具体的な目標が出来、
その後の就学方法の選択材料にもなっていきます。
何より、楽しそうに様子を話してくれる親子の顔に出会えることが嬉しく感じます。
修学旅行も無事に開かれるようでそんな話も同様に感じています。
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