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執筆者の写真hanataku2019

「ST,在宅やってるってよ」

「ST,在宅やってるってよ」その110


在宅で様々なご利用者さんと関わる中で、

ターミナルケア「看取り」まで関わることがあります。

食の支援という意味において

どこまでがまだ「良くなる」可能性があって

どこからが「最期に向けた」対応をするのか


これは様々な疾患やそれぞれのACPの理解等を含めた経験が必要になってきます。


この疾患では徐々に舌の形状が体重・栄養は経管でキープ出来ていても、こう変わる


だからその時期時期にこういった食べ方、食べ物特性を提案する。


先を見越して、まだイメージがわかなかった頃に決断したACPに迷いが出てくる時に


実感のある中で選択出来る事、それぞれの道を選ぶメリット、デメリットを説明する。


昔、胃ろうを悩んで居られた神経難病の方のご家族から、担当者会議で

こんな質問がありました。


「胃ろうを始めた時、いつまでするか。が判らない」


食べたいと思える、そのために無理しないで楽しみ続けられる状態をキープする為に、


ご本人が意思決定が難しくなってきたら終わるのか、終われるのか。


支援者としての意見は情報を並べるだけになりがちですが、


以前関わった方は○○をされました、他の方は逆に○○を選ばれました。


そのシチュエーションを噛み砕きながら、当事者同士の情報をシェアするのも


「最期まで看る」の経験を積むことで少しずつ増えていくかと思います。








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