「ST,在宅やってるってよ」100
遂に連載100回です!
ご覧下さっている皆様ありがとうございます。
STとして在宅で関わる実情や
「これから訪問しようかな?でも心配」
職場で他職種がSTが何が出来て何は出来ないのか、
その悩みを共有しやすくなれば、との思いもありました。
そんな場面で役に立っていれば幸いです。
さて、今回はこれからSTが地域で担うべきミッション、のような話です。
スマートフォンやICTを地域のコミュニケーション困難者とマッチングすることで
一気に生活の自立度や彩が広がる方々が居られます。
例えば音声入力を用いることで聴覚把持力が苦手な方のメモ代わりに。
書字困難、メール入力困難な方にラインで音声入力でメールを送る。
視覚障害の方の読み取り機能の活用、、、
自閉症、ADHDの方への視覚入力や出力として適性を見立てて提案する。
そういった機能と言語モダリティをどう繋ぐかの「お見立て」は
STを超える職種はいないのではないでしょうか。
こういうコーディネイトを在宅で実現できた時の喜び方は
普段のリハビリテーションで感じられるものとはまた一味も二味も違います。
コロナ禍で施設から出ることが難しくご家族と話せなかった方、海外に思いを
馳せていた方がYOUTUBEやネットビデオ通話が繋がった時の笑顔
旦那さんや子供さん、妹さんにメールをして返信があったと伝えて下さる笑顔
これ以外にも数値化しやすくなるアプリやリスク管理に役立つアプリの活用、
音声代償アプリなど可能性はまだまだあります。
是非これからのSTの代償手段の一つとして皆さん提案してもらえればと思います。
微力ではありますがセミナーや学会などでお伝えしていれけばと思っています。
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