「ST,在宅やってるってよ」その124
先日、オンラインセミナーで多職種連携をテーマにお話をさせて頂きました。
そんな中で、
多くの事業所が24時間体制で支援に入っている神経難病の方のお話をしました。
元々アグレッシブな性格ということもあるとは思いますが、
「挑戦出来る事、可能性のある事はすべてやりたい」は
担当者会議をするにも代表者だけの参加で二部屋ないと難しいくらいの規模になると
想いの寄り添い方や主観客観のズレも含め、当事者・家族・支援者全体が疲弊することも
ありました。
数年が経ち、当事者ご家族とお話した際に
「あの頃は必死やったからわからなかったけど、皆さんに負担を大きくかけてたなと思う」
とお話がありました。
皆、何とかしたいから必死。
そんな中でストレスを感じそうな時は
「いつかわかってもらえる」と
その瞬間瞬間は意見が対立したとしても、引き摺らず、摩耗しない様に切り替えつつ
寄添っていければと思いました。
ご参加頂いた多職種の皆様もそういった経験をしていた方もおられ、共感出来たり、
どこか救われたような気分にもなったり。
そういう経験を多職種にこういったセミナーを通して、業務内で
事前に知っておいてもらえると心構えも少し変わるかもしれません。
Comments