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執筆者の写真hanataku2019

「ST,在宅やってるってよ」

「ST在宅やってるってよ」その14

前回「活動と参加」の入り口の入り口について「役割」が大切という話をしましたが、

今回はその少し先の部分についてです。


それぞれに「したいこと」「自分が活きるところ」をイメージし出した時に

どれだけの引き出しをこちらが持っているかが大切です。


例えば、

「働きたい」だったら、

まだ休職中なのか、無職なのか、障害者手帳は持っているのか、によって

行き先は変わります。

またそのコーディネーターに都道府県のリハビリテーション相談員さんや障害者生活支援センターの相談員さん、障害者就業支援センターのコーディネーターといった方々に日々の情報をお伝えしながら、段取りを組んでいくことになります。

それによって元の職場か、別部署か、特例子会社か、作業所AかBか就労移行支援か、、等のイメージを伝えながらステップアップしてもらいます。

(就業についてはまた詳しく出来ればと思います)


例えば、

「グラウンドゴルフがしたい」だったら、

最寄りの社会福祉協議会に相談するとグラウンドゴルフの実施場所や大まかなメンバー構成なども教えてくれたりします。


例えば

「旅行がしたい」なら

通常の旅行会社で行くのか、障害があっても行きやすい設定の介護付き旅行なのか、

行くことを目的にバリアも共有するリハビリテーション旅行なのか、、、

集団で乗り合いで行く、ドライバーがヘルパー資格をお持ちの日帰り旅行もあります*1

自身が行けなくても変わりに思い出の品がその場に行って録画したものをプレゼントする会社もあります*2


例えば

「買い物がしたい」なら

通販でしたいのか、自分でスーパーに行きたいのか、介護タクシーで行きたいのか、デイサービス等からの外出イベントで行くイメージなのか、、、


例えば

「外食がしたい」なら

ホテルランチで上等なものを食べたいのか(食べやすい形に事前にお願いするとしてくれるホテルもあります)スナックのように話すのがメインなのか(介護スナック*3もあります)

近所の通い慣れた食堂なのか


例えば

「話したい」なら

誰と話したいのか、家族以外と話したいのか、私が関わっている失語症者のお茶会では、家族以外、外との繋がりを目的に来ている方も多いです。


他にもに珍しいところでは

「ペットの世話をしたい」に対して、動物愛護センターのボランティアを目標に過ごして居られる方もいます。


大事なのは、本人が「してみたいかも」とノッた時に

気持ちを

「更に後押し出来る」

「自身が主体的に選べる」

情報の引き出しをこちらが持っていることかと思います。


*1ケアたびhttp://cabiktravel.jp/

*2夢ツーリストきたみhttp://yumetourist.sakura.ne.jp/

*3介護スナック竜宮城http://ryugujogogo.com/





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