「ST,在宅やってるってよ」174
毎年、年長さんたちのことばの教室をしています。
所謂、「グレーゾーン」のお子さん達の親御さん達は支援級に行くか、通常学級に行くか
悩まれ、相談を受けることも多々あります。
最終的に決めるのはご家族になりますので
あくまで確認しておいた方が良いポイントについてお話しします。
・現状の学びの凸凹から
コミュニケーションとして克服していくための普段の関わり方と、学習が入りやすい環境やモダリティ(読むや見るが理解しやすいか、口語で伝えた方が理解しやすいか等等)をお伝えします。
・就学先の学校の支援体制の確認
通級のエリアや支援級の体制、通常学級に加配の先生が付く学級はあるのか、何年生までその体制が続くのか
・子供が自分の「出来る」「出来ない」をどう感じているか。伝えられるか。
「出来ないことも挑戦しようとしているか、避けようとしているか」は大切なポイントです。
特に言語表現が比較的得意なお子さんは、「分かっている風」に答えてその場を凌ぎつつ、
高学年になってから大きく学習の遅れや理解が追いついていなかった、ストレスを溜めてしまった。というパターンの傾向がある様に思われます。
自分の「しにくさ」を伝えられる子は
手伝ってもらったり、分からないところを確認できるので学校も対応がし易くなります。
伝えにくさがある場合はご家族から
分かっているどうかの確認の方法を事前に先生と共有していくことも大切なポイントとなります。
最後に
どの学び方、学級にいても
お子さんが自身で
充実した学校生活を送れていると感じられる事が何より大切です。
これまで年長さんからフォローし、就学後の経過を見ながら
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